《日本酒塾》大信州酒蔵 蔵元による日本酒 酒の会

平成30年7月7日(土) 大信州酒造蔵元をお呼びしての日本酒勉強会を行いました。

当日のレポートを記します。

 

当日の参加者は23名。皆さん、大信州大好きな方々ばかり。

 

たか田と大信州酒造との付き合いはもう17年になります。何回目の大信州酒の会になるのでしょうか。

早春よりこの日の酒の会の予定を入れてくれた蔵元の田中勝巳氏。まだ夏の予定も立っていないうちにたか田酒の会を蔵元の手帳に書きいれてくれたのでした。

 

当日、17:30にたか田の玄関が開きいつもの声が聞こえてきました。「今日はお世話になります。大信州、森本です。」今回もキッチリとした出で立ちでの登場に安心感を感じるのは私だけか!

森本氏は大信州酒蔵 豊野蔵にて醸造の要として蔵を取り仕切る一番蔵人(番頭さん)です。

他の蔵で働けば杜氏として活躍できる腕前です。

森本氏の見立てで蔵元直送にて送られて来た酒と秘蔵酒を提供頂いた神保町の酒店の若旦那。9酒のラインナップ。

 

今回の森本セレクション

・大信州 手の内 純吟 生詰

・大信州 仕込71号 純米大吟醸 生

・大信州 NAC 純米吟醸 お燗にて

・大信州 手いっぱい 純米大吟醸 28BY

・大信州 手いっぱい 純米大吟醸 29BY

・大信州 掟破り 大吟醸

・大信州 香月 純米大吟醸

・大信州 森本スペシャル 純吟 (SNS不可酒)

・大信州 純吟 梅酒

 

今回の最大のコンセプトは、大信州の今後の展開に付いて。

来季をもって豊野蔵での製造は終わりとなる予定の大信州酒蔵。その後は松本本社の敷地内に新蔵を建てての展開となる予定。新蔵での仕込みがどうなっていくのか、皆さんの関心はそこにありました。

 

森本氏の軽快なトークに載せて用意した酒達を手際よく出しつつたか田の料理を食べて頂きました。

 

たか田酒の会 特別コース料理

・スモークチーズ、ワカサギ南蛮漬け、ブロッコリーお浸し、伊達板

・刺身《かつお土佐造り》

・鴨トロ 香味野菜和え

・冷やし煮物 特製ゴマダレ

・茄子挟み揚げ

・冷やし讃岐生うどん

 

 

賑やかに、しかし確りと蔵元の話に耳を傾けるのがたか田酒の会『翁乃会』の真骨頂。今回、初めて蔵元酒の会に参加頂く若者(20代)も有り蔵元の膝を突き合わせての説明に皆さん納得の表情。酒にまつわる質問も飲み手の個々の力量に応じて話分ける森本氏のトークはいつにも増して切れ味冴えていました。

 

各酒のサーブと料理の給仕に蔵元も走り回ってくれました。汗だくになりながらの酒の会、流石です。

 

3時間の会はあっと言う間に過ぎます。会の最後に蔵元が用意して下さいました大信州グッズ(Tシャツ、前掛け、手拭い)争奪の大ジャンケン大会でまたまた大盛り上がり。

中〆し、お時間の許す方と2次会に突入。森本氏も座敷に入り話し、酒、話し、酒、話し!

 

いつもながら、たか田に来る為にわざわざ松本から足を運んでくれる蔵元に感謝です。

 

今回も《酒は人なり》を感じました。大信州の旨さの秘密は《人》なのですね。

脳裏に大信州の全てのスタッフさん達の顔が浮かんでいます。

良い酒を有難うございます。

 

森さん、熱い中 今回も色々と有難うございました。

勝ちゃん、いつも気を使って頂き感謝です。

 

今後ともよろしくお願いいたします。